東京医科大学

⑧東京医科大学

 

◎基本情報

・所在地: 東京都新宿区新宿6-1-1

・交通手段:東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅より徒歩7分

・主な付属病院:東京医科大学病院(32科・1015床)、

茨城医療センター(29科・548床)、

八王子医療センター(26科・616床)

       ・新病院開設(新宿)2019年

 

◎大学特色

・自学学習がモットー

・海外研修に力を入れる

・26年度入学者よりカリキュラムを改定中(臨床を多くする)

・工学院大学、東京薬科大との連携を深めている。

 

◎入試問題研究

 

英語 発音・アクセント、文法・語彙、会話文、読解問題など総合力をみる出題内容である。文法・語彙は、空所補充や語句整序が中心である。読解問題は、空所補充や同意表現が問われる大問と、内容真偽や要約が問われる大問の計2題が出題されている。英文のテーマは、医学、医療、コミュニケーション、人間心理などに関するものが多いが、自由な発想で書かれたエッセー調の英文も出題されている。内容真偽のみの大問は、検討すべき選択肢の数が多いのが特徴で、2020年度〔5〕は22個の選択肢があった。マーク、標準、解答量は多い

 

数学 例年、出題範囲は「数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列、ベクトル)」。頻出項目は微積分、極限、2次曲線、ベクトルなどである。分数関数・三角関数・指数関数・対数関数の微分や積分、2次曲線の接線に関する問題は十分な練習をしておくことが必要である。その他、図形と方程式、数列、確率、整数の性質など、高校数学全般における学習も心がけておきたい。2018年度に大幅に難化した。記述+マーク、易、解答量は多い

 

化学 例年、出題範囲は「化学基礎・化学」。理論・無機・有機の各分野から出題されており、全体的にバランスのとれた出題である。計算問題も例年出題されている。理論分野では、分野全体から広く出題され、2017年度〔4〕のような難度の高い問題も含まれている。また電離平衡を中心とした化学平衡に関する問題や、中和滴定、電気分解に関する問題も頻出である。2018年度〔2〕、2019年度〔2〕のような煩雑な計算が必要な問題が増えてきている。無機分野の出題では、2016年度〔3〕のような問題に注意である。これらは、塩の推定、気体の推定、元素の推定などの問題で、正しい知識と推理力が必要であり、化学の力を試す良問である。有機分野では、分子式・構造式を推定させる問題が頻出。2016年度〔4〕、2020年度〔4〕の構造決定の問題はかなり複雑で難問である。また、2017年度〔5〕有機化合物の分離では、問5で実験操作について問われた。不純物を取り除く目的に気づかなければ難しい。マーク、標準、解答量は多い

 

生物 例年、出題範囲は「生物基礎・生物」。例年[1]が小問集合となっており、複数の分野の内容に関して詳細な知識が問われる。[2]~[4]も小問集合形式ではないものの、複数の分野をからめた出題がみられる。出題範囲の各分野から幅広く出題されているが、遺伝情報、代謝からの出題が比較的多い。知識問題と考察問題の両方がみられるが、どちらもかなり高度なものが要求され、高校の教科書の知識だけでは対応できない問題もみられる。知識はもちろんのこと、短時間で文章の内容を理解する考察力や問題解決能力をもつ学生を求めているということであろう。計算問題も例年必ず出題されている。マーク、標準、解答量は適量

 

物理 例年、出題範囲は物理基礎・物理。力学、熱力学、電磁気、波動、原子のすべての分野から出題されている。主に数値計算が出題されており、有効数字を考慮しなければならない。例年、解答に必要な物理定数が与えられており、年度によっては三角関数表があわせて添付されている。マーク、標準、解答量は多い

 

 

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