東邦大学医学部

⑪東邦大学医学部

 

◎基本情報

・所在地:東京都大田区大森西5-21-16

・交通手段:JR「蒲田」駅よりバス約4分

      京急「梅屋敷」駅より徒歩約8分

・主な附属病院:東邦大学医療センター大森病院(39科・972床)

        東邦大学医療センター大橋病院(30科・468床)

        東邦大学医療センター佐倉病院(20科・451床)

 

◎大学特色

・もともとは女子系、現在も女子率高い・チーム医療に力を入れる

・英語に力を入れる(4年まで必修)

・メンター制度(学業以外も):6-8人の学生に対して教員一人がつく。

・5年次の成績不振者は二月に強化合宿

 

 

◎入試問題研究

 

英語 長文読解問題は、医療・医学および生物学に関するテーマを扱った英文が多い。設問内容は、語句や文章の意味を問うものが多く、その他、空所補充や、内容説明・内容真偽・主題などの内容理解を問うものも出題されている。他に、文法事項を中心に問う読解問題(空所補充)が出題された。2020年度は欠文挿入箇所を選ぶ問題が加わった。文法・語彙問題では、年度により空所補充、誤り指摘などが出題されている。2020年度は日本文の正しい英訳を選ぶ問題が出題された。2016年度は、発音・アクセントが出題された。マーク、やや難、解答量は多い

 

数学 例年、出題範囲は「数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列・ベクトル)」。例年、幅広い分野から出題されており、全体として偏りのない出題になるように配慮されているが、微・積分法は必出である。微・積分法の問題は、例年2~4題出題されており、他の問題よりやや難しく、重い内容となっている。また、図を利用する必要がある問題もよく出題されている。全体を通してみると、確実な実力を身につけておかないと解けない良問が多い。マーク、標準

 

化学 例年、出題範囲は「化学基礎・化学」。[1]の小問集合は総合問題であり、広範囲にわたって出題されているが、全般に理論からの出題が目立つ。理論では原子の構造や周期表などの知識だけでなく、濃度、反応熱、中和滴定、pH、平衡定数などの設問で計算が必要とされることが多い。無機では周期表と元素の性質、結晶の種類と結合、気体の発生、イオンの沈殿・溶解反応が、有機では元素分析から組成式・分子式・構造式・異性体の決定、有機合成反応が多く出題されている。糖、アミノ酸も出題されることが多い。マーク、標準、解答量は多い

 

 

生物 例年、出題範囲は「生物基礎・生物」。医学部という学部の性質を反映してか、細胞、体内環境、代謝、動物の反応、遺伝情報、生殖・発生分野からの出題が多い。扱われる題材も、動物・ヒトであることが多く、目や耳などの構造や機能を深く追求する問題もみられる。進化・系統、生態からも出題されているので要注意である。また、実験考察問題も頻出なので、グラフの見方や表の読み取りにも慣れておきたい。マーク、易、解答量は多い

 

物理 例年、出題範囲は「物理基礎・物理」。力学は頻出であるが、大問数が多いためさまざまな分野から出題される。大問1題あたりの問題数は1~5問と少なめである。交流回路やレンズなど、入試問題では比較的出題の少ない分野の問題もみられる。面倒な文字計算を含む問題や、正しいものを複数選択する問題も出されている。これらは幅広い知識と同時に正確な計算力と判断力が要求されているといえる。マーク、標準、解答量は多い

 

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