昭和大学医学部

④昭和大学医学部

 

◎基本情報

・所在地: 東京都品川区旗の台1-5-8

・交通手段:東急池上線・大井町線「旗の台」駅より徒歩5分

・主な付属病院:昭和大学病院(34科・853床)

         昭和大学病院付属東病院(15科・199床)

         付属豊洲病院(8科・161床)  

         付属烏山病院(3科・414床)

 

◎大学特色 

 ・至誠一貫   

 ・医系総合大学、臨床実習をすべて自前で行える

 ・1年間は富士吉田で寮生活、学部間交流、4人部屋

 ・一年次は全学部統一で一般教養、成績上位のみ歯学部や薬学部から転部の可能性あり。

 

◎入試問題研究

 

英語 2019年度は大問が1題増えて6題になったが、2020年度は3題と、年度によって変動がみられる。読解問題は年度によって1題または2題の出題。他に、文法・語彙問題も大問で出題されている。2020年度は読解問題と文法・語彙問題のみの構成であったが、例年、発音問題、会話文問題も大問で出題されているので注意が必要である。読解問題の英文には、医療・生物をテーマにしたやや高度な内容のものがみられることがあるが、難解な語には注がつけられていることが多いので、それをうまく利用したい。設問内容は年度によって異なるが、近年は内容真偽、内容説明、空所補充、英文和訳が中心となっている。文法・語彙問題では、空所補充、語句整序、誤り指摘などが出題されている。2020年度は空所補充のみの大問が1題であった。会話文問題は空所補充形式で、例年出題されている。2020年度は大問での出題はなかったが、文法・語彙問題の小問の一部に会話文が含まれていた。発音問題も2020年度以外は出題されている。2019年度は内容説明を80字以内でまとめる問題が出題された。記述+マーク、標準、解答量は少ない

 

数学 例年、出題範囲は「数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B」。これまでよく出題されている項目は、微・積分法、数列、三角関数、確率、ベクトルなどである。確率では、「数学B」の確率分布も出題範囲であることに注意したい。毎年必ず出題されている微・積分法の範囲では、極限、無限級数、接線、定積分で表された関数、面積、回転体の体積などが頻出項目である。記述、標準、解答量は適量

 

化学 例年、出題範囲は「化学基礎・化学」。例年、理論と有機がよく出題されている。理論は計算問題が中心で、有効数字が指定される問題も多くみられる。無機は理論とからめて出題されることが多い。有機では、糖やアミノ酸など生命化学に関する問題が多い。18年では出題数が1題減少した。記述、やや難、解答量は多い

 

生物 例年、出題範囲は「生物基礎・生物」。医学との関連が強い体内環境と動物の反応、細胞と代謝、遺伝情報からの出題が比較的多い。生態、進化・系統からの出題もみられ、出題内容は幅広い。字数制限のある論述問題が多いので、記述力を鍛えることが必要である。記述、易、解答量は少ない

 

物理 例年、出題範囲は「物理基礎・物理」。力学、熱力学、波動、電磁気の各分野からバランスよく出題されることが多いが、2020年度は熱力学と波動からの出題がみられなかった。2018・2020年度は原子からも出題された。波動では光、電磁気ではコンデンサーの出題が多い。記述、標準、解答量は多い

 

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