北里大学医学部

①北里大学医学部

 

◎基本情報

・所在地:神奈川県相模原市南区北里1-15-1

・交通手段:小田急線「相模大野」駅よりバス25分

・主な付属病院:北里大学病院(24科・1033床) 北里大学東病院(22科・538床)

        北里大学北里研究所病院(29科・294床)

        北里大学北里研究所メディカルセンター病院(26科・372床)

 

◎大学特色

・相模大野病院は新病院に。

・教育は6年一貫で医師としての自覚を育てる

・他学部と連携してチーム医療を重視したカリキュラム                                                                                       

 

◎入試問題研究

 

英語 長文読解の問題文は、医学・医療や健康問題に関するものが多い。2020年度〔5〕では、暑さが体に与える影響とその対策に関する内容の英文が出題された。また、〔1〕の長文読解は環境問題に関する英文も多く、2018年度は大気汚染、2019年度は山火事とヨーロッパの環境、2020年度は気候変動と生物多様性の保護と、連続して出題されている。設問は空所補充、内容説明、内容真偽が中心。読解問題以外では、文法・語彙問題(空所補充、同意表現、誤り指摘、語句整序)と会話文問題がよく出題されている。なお、2016年度[2]は会話文形式であるが、いずれも英文の量が多く、設問も内容に関するもので、実質的には読解問題であったが、2017年度は対話の空所補充中心の問題で、英文量が大幅に減少した。ただしその代わりに短めの英文読解問題が出題された。2018年はさらに分量が増えている。発音問題は、2016年度に出題されている。

16年度から回答時間が70分に短縮。また、2019年度の〔3〕では、広告文とメールの内容を読み、内容を理解しているかを問う問題が出題された。2020年度の〔3〕では、1段落程度の英文を読み空所補充を行う問題で、選択肢に英語のことわざや名言を用いて、本文の内容とつながるものを選ばせるというものが出題された。〔6〕の空所補充の問題は、2019年度は(A)と(B)に分かれ(A)は文章全体の意味を考えながら答える問題、(B)は日本語の意味が提示されており、それを見ながら答える問題と出題傾向が少し変わった。マーク、やや難、解答量は多い

 

数学 例年、出題範囲は「数学Ⅰ(「データの分析」を除く)・Ⅱ・Ⅲ・A・B(「確率分布と統計的な推測」を除く)」。[1]の小問集合では、幅広い項目から4、5問が出題されており、三角関数、微・積分法、2次曲線、複素数平面、確率、数列、ベクトルなどがよく出題されている。[2][3]は、微・積分法を中心とした融合問題の出題が主となっている。2018年は数Ⅲ中心の出題にもどった。記述、標準、解答量は多い

 

化学 例年、出題範囲は「化学基礎、化学」。理論分野では、中和滴定、pH、ヘスの法則、気体の法則、酸化還元滴定、平衡定数、反応速度に関する計算問題が繰り返し出題されている。無機分野は出題の割合は少ないが、イオンの分離、アンモニアソーダ法などの工業的製法、アルカリ金属・アルカリ土類金属元素、ハロゲン元素など種々の元素・単体・化学物の性質、気体の発生方法などが出題されている。セッコウ、リン、ケイ素などの細かい箇所から出題されることもあるが、個数はあまり多くない。有機分野では、構造式の決定、芳香族化合物の推定、異性体に関する出題が多いが、タンパク質、糖類、油脂、合成高分子からも出題されており、例年、生体高分子化合物(多糖類、タンパク質、核酸、油脂)についても出題されている。18年度はやや易化。マーク、標準、解答量は多い

 

生物 例年、出題範囲は「生物基礎、生物」。細胞、代謝、遺伝情報、体内環境、動物の反応からの出題がやや多いが、出題範囲全体からまんべんなく出題されている。マーク、標準、解答量は多い

 

物理 例年、出題範囲は「物理基礎、物理(「原子」を除く)」。3題のうち[1]は例年、小問集合形式の総合問題で、力学、電磁気に波動、熱力学を加えた幅広い出題である。2016・2020年度の[2][3]は力学と熱力学からの出題であったが、その他の年度は力学と電磁気からの出題となっている。18年度は計算量の多い問題も含まれていた。マーク、標準、解答量は多い

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