愛知医科大学

⑳愛知医科大学

 

◎基本情報

・所在地: 愛知県長久手市岩作雁又1-1

・交通手段:地下鉄東山線「藤ヶ丘」駅よりバスで約15分

・主な付属病院:愛知医科大学病院(31科・900床)

 

◎大学特色

・新病院を建設。

・グループ学習が多い学年は国試に受かる傾向。

・女性が生徒の約半数・教師も女性が多い。(女性医師が働きやすい)

・学年制でない。単位制。原則2年ごとの進級判定。留年生はほとんどいない。

・ドイツを中心に海外交流の情報は多い

・2016年度学費を6年間で約400万値下げ

 

◎入試情報

・面接小論文を重視する:アドミッションポリシーは大切(担当者)

・随時見学できる(事前電話が必要)

 

 

◎入試問題研究

 

英語 例年、読解問題が3題出題されている(2016年度は2題)。医系を含めたさまざまなテーマの英文が出題されており、それに対応できる読解力が求められている。設問は、空所補充、語句整序、内容真偽、内容説明などである。前後の文脈を把握して解答を導くことを求める出題が多い。また、文法・語彙力に関わる設問も出題されている。文法・語彙問題では、空所補充、語句整序、語の定義、語句(文)挿入箇所が問われることが多いが、誤り指摘も出題されている。マーク、標準、解答量は適量

 

数学 例年、出題範囲は「数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列、ベクトル)」。微・積分法を中心に全分野から幅広く出題されている。整数の性質、確率、数列、ベクトルも頻出である。2016年度は複素数平面からの出題もあった。記述、標準、解答量は適量

 

化学 例年、出題範囲は「化学基礎・化学」。おおむね標準問題で構成されているが、一部応用問題も見られる。理論、有機、無機の各分野から出題されているが、特に天然有機化合物が毎年出題されている。2016年度はフルクトースの構造とセルロースの誘導体の問題、2017年度は合成高分子化合物の正誤問題、2018年度はβ-グルコースとチロシンの結合体、2019年度はアミロースとアミロペクチンの加水分解の計算、2020年度は油脂の計算問題が出題された。理論・無機分野からの出題は基本・標準問題が多く、やや難の問題が出題されても典型問題であることが多い。有機分野からの出題には思考型の応用問題が含まれる傾向がみられる。また、有機分野では、教科書の<発展>で扱われるような細かい知識を要求する設問も散見される。2021年度入試では、出題範囲が「化学基礎・化学(「合成高分子化合物」を除く)」となる予定。記述、標準、解答量は多い

 

生物 例年、出題範囲は「生物基礎・生物」。生殖・発生、細胞、代謝、体内環境、動物の反応、遺伝情報からの出題が多い。図やグラフから考察させる問題や複雑な計算問題も出題されている。記述、標準

 

物理 例年、出題範囲は「物理基礎・物理」。例年、力学、波動、電磁気の3分野から出題されていたが、2016~2018年度は原子の分野から出題され、特に2018年度は原子と波動が大問の中で出題された。2019年度は熱力学、2020年度は原子の分野が1つの大問となって出題された。どの分野も、出題範囲の幅広い項目から出題されている。誘導された理論式を考察し、現象説明の正誤を判断する力が必要な正誤選択問題も出題されている。式の導出だけでなく、その結果から何が分かるのかを考えることが重要である。2021年度は、出題範囲が「物理基礎・物理(「原子」を除く)」となる予定。記述、標準

 

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