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医者だけじゃない!医学部卒業生の3つの道

2016年11月02日

医者だけじゃない!医学部卒業生の3つの道

 

医学部医学科の卒業生の進路は、「臨床医になる」というのが一般的です。文部科学省の調査では、平成16年度私立・国公立大学の医学部全体で約98%の卒業生が臨床医となっています。少し古い調査ですが、今も状況はほとんど同じです。しかし、残りの2%は医師ではない道を歩んでいるのですよね。では、医師にならない人はどんな進路を選んでいるのか?3つの道をご紹介いたします。

※参考:文部科学省高等教育局医学教育課平成17年度調査より

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/029/siryo/06061613/001.pdf

 

基礎医学研究者になる

臨床医にならない人が選ぶ、最も多い道が基礎医学研究者でしょう。有名なところでは2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授も、神戸大学医学部を卒業して臨床研修医として勤務した後、研究者としての道を歩んでいますよね。そしてiPS細胞の研究・開発を進めたことは、あまりにも有名です。山中教授のように臨床研修の後に基礎医学研究への道に進む人もいますし、医師免許を取得した後すぐに基礎医学研究者の道へ進む人もいます。

 

厚生労働省の医系技官になる

医師免許を活かして行政に入り、制度作りをするという進路もあります。

厚生労働省の医系技官は、医師免許や歯科医師免許を持っていることが条件であり、専門知識を生かして政策立案から実施までのプロセスに関わる仕事です。臨床医や研究医とは違って、働き方としてはデスクワークがメインです。社会全体の制度を考えたいという人に向いている仕事だと思います。

 

医療とは違う道を選ぶ

上記2つの道は、あくまでも医療と近い分野での臨床医以外の働き方です。一方で、全体数から見ればごく少数ですが、医療の現場以外のフィールドで活躍している人もご紹介したいと思います。

例1:手塚治虫さん

あの有名な漫画家である手塚治虫さんは、大阪帝国大学付属医学専門部(現:大阪大学医学部)出身で医師免許を持っています。手塚治虫さんの作品である医療漫画「ブラックジャック」は、医学を学んだ手塚治虫さんだからこそ書けた作品なのかもしれません。実際の臨床経験はほとんどなかったようですが、まったく違う分野でも医学部の経験を活かしている例だと思います。

 

例2:海堂尊さん

テレビドラマにもなった書籍「チーム・バチスタの栄光」の筆者である海堂尊さんも、医学部出身です。千葉大学の医学部を出て、実際に医師として働いたのち、現在は病理医をしていらっしゃいます。海堂尊さんの場合は実際に医師としても働いてはいますが、作家としても成功していますよね。

 

例3:香山リカさん

評論家や大学教授として活動されている香山リカさんも、東京医科大学医学部を卒業されています。医師としても勤務されていますが、メディアにも多数登場しています。大学教授や評論家などの道を歩んだケースです。

 

【まとめ】

医者だけじゃない!医学部卒業生の3つの道

 

受験生のうちに考えておくべきことは、「自分が将来的に何をやりたいのか」ということです。その目標を達成するためには、医学科が良いのか?それともそれ以外の学科が良いのか?などは見極めておく必要があります。自分では判断できない場合は、予備校などで相談してみるのも1つの手です。自分の将来に関することですから、今からしっかり考えてみる必要がありますね!

 
 

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