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医学部志望者なら知っておくべき医療業界のあれこれ

2016年10月03日

医学部志望者なら知っておくべき医療業界のあれこれ

 

医学部を目指して勉強している受験生にとっては、「医学部に合格すること」が当面の目標ですよね。しかし医師になることを目指しているとしたら、現代の医療業界についても知っておくべきでしょう。医療業界の課題や、今後どのような医師が求められているのか、ご紹介したいと思います。

 

高齢化社会がもたらす医療業界における現実

高齢化の進行により現れる課題はことあるごとに議論にのぼりますが、医療に関してもやはり多くの課題を含んでいます。高齢になればなるほど、病気やケガのリスクは高くなりますから、医療に頼る部分も増えてくるというわけです。高齢者が増えれば、それに比例して医療施設の需要も増えます。よって、医師や看護師も今後さらに必要になると言えます。しかし現時点で既に医療人材は不足しており、今後はもっと不足することが懸念されています。だからこそ医学部の定員増加などの措置がとられているのですね。

 

医療技術とITの進歩

医療技術は常に進歩を続けていますから、医師免許を取得した後も常に新しい技術を学ぶ必要があります。また、医療におけるIT活用も進歩しており、この点においても常に最新の情報を手に入れる必要があります。

 

これから医師になる人に求められる資質

医師は人の命を預かるという責任ある仕事であり、緊急性の高い場合もあるので、強い気持ちを持った人でないと続けられないという側面があります。既に医師不足が問題視されており、長時間働く医師も多くいるのが現状です。医師として活躍したいという強い気持ちがないと、続けるのは難しいと言えるでしょう。

また、向上心や向学心は医師に必要不可欠な資質です。そうでなければ技術の進歩についていけず、取り残されてしまいます。新しい知識を得ることに楽しさを感じられると、なお良いでしょう。

さらに加えると、今人間がやっている仕事の多くはロボットに代わられるという調査もありますが、医療業界においても例外ではありません。ひょっとしたら数年後、数十年後には医療の現場でもロボットが主流になるかもしれません。しかし、医師の仕事がなくなるかと聞かれたら、そうではないと思います。感情を理解したり相手の気持ちに寄り添ったりは、現状ロボットにはできませんので、患者さんとのコミュニケーションをとるのはこれからも人間の仕事です。だからこそ、今後医師になる人には「人の話を聞く」スキルが必要になります。腕が良いだけの医師よりも、精神的にも寄り添ってくれる医師の方が、患者さんに好かれますよね。

 

【まとめ】

医学部志望者なら知っておくべき医療業界のあれこれ

現在の医療業界の動向や、医師に問われる資質については、入試での面接や小論文で問われることも多くあります。こういったことを考えることは、入試対策にもなるのです。小論文や面接の対策をするならば、こういった情報も踏まえて効率的な対策法を教えてくれる医学部予備校の授業をとることをおすすめします。予備校を上手く利用して、医療に関する情報を手にいれましょう!

 

 

 

 
 

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