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英語科の藤原より、文法問題の紹介。

2018年05月17日

こんにちは。エースメディカルみなとみらい英語科の藤原です。

 

本日は少し面白い文法の問題を見つけたので、そちらをご紹介したいと思います。

では、さっそく見ていきましょう。

 

She said that that that that that boy used was wrong.

 

はい、なんともぱっと見ちんぷんかんぷんな英文ですが、決して文法的に間違っているわけではありません。この5つの”that”、しっかり文法的な思考を働かせば解読できるようになっています。

 

まず”that”って色々ありますよね。

A 代名詞(あれ、あの~)

B 関係代名詞

C that節

 

こんなところでしょうか。

 

まず分かりやすいところから見ていきましょう。①の”that”、これはCのthat節でいいですよね。”said that ~”で「~と言った」です。

 

次に見てほしいのは”boy”です。何か違和感がありませんか?そうです、冠詞がありませんね、aとかtheとか。つまり⑤の”that”は”that boy”の形で「あの少年」となっているわけですね(Aの代名詞)。

 

次に考えるべきは”that boy used was wrong”の部分、”used was”と動詞が連続してしまっていますね。ということは主格の関係代名詞が使われていると分かるので④の”that”はBの関係代名詞です。(※詳しく後述します)

 

はい、①④⑤までは正解を導いた、でも②③で「なんじゃこりゃ!?」となってしまう人は多いかもしれません。ただ、皆さん、基本に立ち返りましょう。Cのthat節後ろが完全文になるって習いましたよね?ということは①の直後に来るべきものはS(=主語)、そして④の関係代名詞の直前に来るべきものは先行詞(=名詞)という2点を考慮すると②③の2語で1つの名詞として処理してあげればいいので、”that that”で「あのthat」になります(この発想が少し難しいかも・・・(笑))

そうするとどのような訳になるのか。

「彼女はあの少年が使ったあのthatは間違っていると言った」が正解になります。

 

これが入試で出題されることはまずないと思いますし、あくまでも文法を学習する際の向学上の文と割り切ってくださいね。一般的な文で言うと、わざわざ内容を伝えるために難しく言う必要はないので

She said ,“the ‘that’ which that boy used was wrong.”となります。

しかし、今まで習った知識を使って、思考するには良い練習になるのではないかと思います。

こういう面白いものを見つけたらまたブログでシェアさせて頂きたいと思います。

 

※④を詳しく

Ex. David who I thought was my best friend deceived me.

(私が親友だと思っていたDavidは私を騙した。)

のように”thought was”とVが連続するケースではもともと存在していたSが関係代名詞として前に出てきていることから起こる構文です。この文は先行詞の後ろの関係詞に引っ張られて後ろの文が続けて出てくることから連鎖関係詞の文と言われています。つまり元の文は①David deceived me.②I thought he was my best friend.でこれを連結したのですね。

このhe(=S)が関係代名詞whoになり先行詞Davidの直後に置かれることでVVとなってしまうのです。入試でもよく出てくる問題なので要チェックです!

 

 
 

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