近畿大学医学部

㉔近畿大学医学部

 

◎基本情報

・所在地:大阪府大阪狭山市大野東377-2

・交通手段:南海電鉄高野線「金剛」駅よりバス15分

・主な付属病院:近畿大学医学部附属病院(29科・914床)

        近畿大学医学部堺病院(21科・310床)

        近畿大学医学部奈良病院(23科・518床) 

 

 

◎入試問題研究

 

英語 推薦入試・一般入試前期ともに同じ大問構成となっている。文法・語彙問題は3題で、例年ほぼ同じ形式である。読解問題は、1題が空所補充のみで、もう1題が総合読解問題である。総合読解問題の設問は、空所補充、同意表現、内容説明、内容真偽などで、年度により語句整序、欠文挿入箇所、主題選択なども出題されている。2017年度以降は試験時間が変更され、解答個数も減少したが、全体的な形式は例年通りである。読解英文は、自然科学分野のものが比較的多い。マーク、やや難、解答量は適量

 

数学 例年、出題範囲は推薦入試・一般入試前期ともに「数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列、ベクトル)」。全体的にどの分野からも偏りなく出題されており、同じ年度において推薦入試と一般入試前期に共通の分野からの出題はあまりない。推薦入試と一般入試前期を通じて確率、三角関数、図形と計量、微・積分法、数列、ベクトルの出題頻度が高い。しかし、2020年度は推薦入試・一般入試前期ともに整数問題が出題され、一般入試前期では大問3題中2題で出題された。記述、標準、解答量は多い

 

化学 出題範囲は、推薦入試・一般入試前期ともに、2016年度から「化学基礎・化学」の全範囲となっている。理論中心の出題が目立つ。金属・金属イオンや気体に関する問題、元素の性質や水溶液の性質の問題では、無機化学に関する確実な知識が必要。計算問題は十分な思考力がないと解けないような出題もある。計算式も求められることが多いので、数式を羅列するのではなく、化学反応式が必要ならば加え、言葉を交えるなどして、採点者が理解できるように計算過程を書く練習をしておく必要がある。また、煩雑な計算もある。記述、標準、解答量はやや多い

 

生物 出題範囲は推薦入試・一般入試前期ともに、2016年度から「生物基礎、生物」の全範囲となっている。推薦入試・一般入試前期ともに、細胞、代謝、体内環境、動物の反応、生殖・発生、遺伝情報が頻出。ただし、多くの分野の内容を含む総合的な出題もあるので、関連事項に広く気を配っておくほうがよい。また、ヒト関連の医学的内容の出題も比較的多い。記述、標準、解答量は多い

 

物理 出題範囲は推薦入試・一般入試前期ともに、2017年度から「物理基礎、物理」の全範囲となっている。力学と電磁気が出題の2本柱であり、次いで波動、熱力学、原子から出題となっている。単振動、ドップラー効果や気体の状態変化など、内容が基本的な頻出問題もみられるが、過去には浮き振り子、重心速度、一様ではないソレノイド内部の磁場のような発展的で個性的な内容の問題も出題されている。記述、標準、解答量は適量

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