関西医科大学

㉓関西医科大学

 

◎基本情報

・所在地:大阪府守口市文園町10-15

・交通手段:京阪電車「滝井」駅より徒歩1分

・主な付属病院:関西医科大学附属枚方病院(41科・744床)

        附属滝井病院(22科・500床)

        香里病院(13科・200床) 

 

◎大学特色

・学費は27,700,000円(6年間)西日本では一番安い

・入学後、合宿研修がある。

・ips細胞の山中先生は客員教授なので1年生で受講可。

 

 

◎入試問題研究

 

英語 読解問題は主に医学や医療問題が扱われている。例年出題されている内容真偽は、客観的に英文を読み取る力とパラグラフごとの要旨や展開を把握できれば解答できるように作問されている。文法・語彙問題は、語句整序や空所に指定されたアルファベットから始まる1語を入れて日本語に対応する英文を完成させる問題が多かったが、ここ数年は、多様な出題形式となっている。2016年度は、英語を見て数式などに表す記述問題が出題された。2017年度は、始めのアルファベットが与えられない空所補充問題が記述式で出題され、さらに与えられた動詞の語形を変化させる問題も記述式で出題された。2018年度は計算問題や生物の知識を問う問題が出題された。また、2016~2018年度は読解問題の一部として出題されていた2つの英文の空所に共通の語を入れる問題が、2019年度は大問として独立して出題された。2020年度は、上記の多様な出題形式がすべて読解問題の中に盛り込まれることになった。なお、2016年度以降は、すべての問題が英語による設問であった。記述、標準、解答量は多い

 

数学 例年、出題範囲は「数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列、ベクトル)」。〔1〕の小問集合では、各分野から幅広く出題。〔2〕~〔4〕の大問のうち1題は、微・積分法から出題されることが多い。また数列やベクトル、確率、複素数平面、整数の性質もよく出題されている。図形の問題についても基本的な解法をしっかり身につけておいてほしい。2019年度は全問、2020年度もほぼ全問が記述式であった。文章力と記述力を身につける演習をしてほしい。記述、やや難、解答量は多い

 

化学 例年、出題範囲は「化学基礎・化学」。理論と有機が重視されている。さまざまな分野から出題されているが、理論は酸・塩基、化学平衡、有機は糖類、アミノ酸とタンパク質から比較的よく出題されている。2017年度はATPの問題、2018年度ははアミノ酸の総合問題、2019年度は合成高分子、合成繊維の問題が出題された。無機からの出題は少ない。

 記述、標準、解答量は適量

 

生物 例年、出題範囲は「生物基礎・生物」。例年高校生物全体の幅広い知識を問う傾向。2015年度以降は〔1〕が正誤判定問題など一問一答の総合問題となっている。計算問題では、2016年度には血糖計算、DNAの泳動パターンと塩基対数の対応、遺伝確率計算などの問題、2017年度には遺伝暗号などの組み合わせ、細胞数の増加から細胞周期を求める問題、2018年度には呼吸におけるATP量から酸素量を求める問題、PCR反応液に用いるDNA溶液量を求める問題、2019年度には脂肪の代謝により生じる各物質の分子数を求める問題、筋節における各部位の長さを求める問題、PCR法で増幅されるDNA分子数を求める問題、2020年度にはDNAの質量に対する細胞数を求める問題、PCR法で生じるDNAの分子数を求める問題、対立遺伝子のヘテロ接合体での酵素活性を求める問題などが出題された。近年、計算問題の出題頻度が高くなっており、どれも細かい計算力が求められる問題である。記述、標準、解答量は多い

 

物理 例年、出題範囲は「物理基礎・物理」。年度によっては分野間の偏りがみられることもあるが、基本的にはほぼ全分野から出題されている。物理現象を定性的に問う出題や、物理的な知識を問う出題が目立つ。例年論述・証明問題が出題されていることもあり、現象や概念についての十分な理解が求められている。記述やや難、解答量は適量

 

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