福岡大学医学部

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◎基本情報

・所在地:福岡県福岡市城南区七隈7-45-1

・交通手段:JR「博多」駅よりバス40分

      地下鉄七隈線「天神南」駅より16分

・主な付属病院:福岡大学病院

        福岡大学筑紫病院

 

◎大学特色

・総合大学。

・文系の学生と同じキャンパス、同じ授業もある

 

 

◎入試問題研究

 

英語 読解問題は、およそ1パラグラフ分の英文の下線部和訳と、長文を読んで内容が一致する英文を選択するものである。英文は標準的なものであるが、選択肢の細かい点まで精読しないと思わぬミスを犯しやすい。文法・語彙問題は、短文の空所補充、語句整序が出題されている。基礎的文法力と熟語・慣用表現の知識が試される。なお、2017・2018・2020年度の空所補充は、「空所に適していない」選択肢を選ぶという新しい形式であった。特に2017・2018年度は「すべて適している場合」の選択肢も含まれる、注意を要するものであった。発音問題は、第一アクセントがある音節の母音の異同が出題されている。記述、標準、解答量は少ない

 

数学 例年、出題範囲は「数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列、ベクトル)」。〔1〕〔2〕の小問集合は全範囲から出題されているが、三角比・三角関数、ベクトル、極限、数列、対数関数からの出題がよくみられる。最近では、整数、データの分析に関するものも出題されている。〔3〕は例年、微・積分法を中心に出題されている。記述、標準、解答量は多い

 

化学 例年、出題範囲は「化学基礎・化学」。理論分野と有機分野が中心であり、無機分野はやや少ない。難問はあまりないが、全分野にわたって、きめの細かい学習が必要。理論分野では、反応熱、溶液の性質、気体の法則、量的関係、電気分解、中和滴定、酸化還元反応や化学平衡など、頻出の基礎理論がよく取り上げられている。有機分野では、官能基の性質、合成反応、異性体、構造決定、芳香族化合物、分離などがよく出題されている。天然高分子、合成高分子も頻出である。無機分野では、錯イオン、陽イオン分析、工業的製法、気体の発生などがよく出題されている。また、理論分野とからめた出題が多い。例年、よく似た内容や傾向の問題が繰り返し出題されている。記述、易、解答量は適量

 

生物 出題範囲は「生物基礎・生物」。体内環境、動物の反応、遺伝情報、生殖・発生からの出題が目立ち、その内容も幅広く、豊富。また、代謝、進化・系統、細胞からの出題も多い。実験結果・グラフ・図・表のデータを分析して解答する考察形式の問題が多く出題されている。記述、易、解答量は適量

 

物理 例年、出題範囲は「物理基礎・物理」。3題中1題は力学、1題は電磁気が必ず出題されている。残りの1題は、2017年度までは熱力学から出題されていたが、2018~2020年度は波動から出題された。各分野とも幅広い範囲から出題されているが、典型的な問題がほとんど。記述、易、解答量はやや多い

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