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医学部「地域枠」入試の魅力とその重要性とは?

2016年10月15日

医学部「地域枠」入試の魅力とその重要性とは?

医学部受験を考える人は、「地域枠」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。「でも実際、地域枠入試ってどうなの?」というのが、気になるところだと思います。10年前から年々増加している医学部の地域枠入試、そのメリットと増加の背景をご紹介します。

 

メリットその1:入試難易度が低い

地域枠とは、大学所在地の都道府県内の出身者や、卒業後に一定の期間その都道府県内で働くことを前提とした入試形態です。受験できる人は都道府県内出身者に限られるため、一般入試と比べて難易度が低く合格しやすいのが特徴です。自分の出身地に志望校があり、卒業後もその土地で働きたいと思っている場合は、非常にメリットのある入試形態だと言えます。

※受験資格は各大学によって異なるため、要確認。

 

メリットその2:奨学金の返済免除

大学によって制度は異なりますが、地域入試で入学することで卒業後の奨学金返済が免除となる場合もあります。

例えば杏林大学の「東京都地域枠(奨学金)入試」を見てみましょう。杏林大学の場合、地域枠で入学すると6年間で3700万円の奨学金に加え、毎月10万円の生活費が貸与されます。この奨学金は、卒業後医師として指定医療機関に9年間従事することで免除となります。

※参考:杏林大学入試ガイド―「東京都地域枠募集要項」

http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/center/nyugaku/exam/pdf/2016_tokyo_bosyuyoukou.pdf.pdf

 

医学部地域枠入試増加の背景とは?

冒頭でも書いた通り、医学部地域枠は年々増加傾向にあります。文部科学省の調査によると、平成17年度は9大学で64人しかなかった地域枠の募集が、平成24年度には68大学で1349人にまで増加したといいます。

地域枠は卒業後もその地域に残ってもらうことを目的としており、同調査では「地域枠等卒業者はその地域での定着率が高い」ということを明らかにしています。

平成16年の「新医師臨床研修制度」が始まって以降は研修先を自分で選べるようになり、特にへき地の場合はその地域に残ってもらうための仕組みが必要となった結果、地域枠が増加しているのです。

※文部科学省医学教育課―平成24年「地域医療に関する調査」

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2012/11/15/afcom5_10

 

【まとめ】

医学部「地域枠」入試の魅力とその重要性とは?

地域枠の条件が自分の希望にあっている場合は、地域枠で受験することに複数のメリットがあります。ただし大学によって条件が違うので、様々な大学の地域枠を検討する場合は専門的な知識を持つ予備校等で確認してもらうのが効率的です。入試制度をしっかり理解し、自分にとって最適な手段で医学部入学を目指しましょう!

 
 

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